甲斐市議会 > 2020-09-11 >
09月11日-06号

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  1. 甲斐市議会 2020-09-11
    09月11日-06号


    取得元: 甲斐市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-20
    令和 2年  9月 定例会(第3回)            令和2年甲斐市議会第3回定例会議事日程(第6号)                   令和2年9月11日(金曜日)午後1時開議     諸報告日程第1 認定第1号 令和元年度甲斐一般会計歳入歳出決算認定の件日程第2 認定第2号 令和元年度甲斐国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定の件日程第3 認定第3号 令和元年度甲斐後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の件日程第4 認定第4号 令和元年度甲斐介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件日程第5 認定第5号 令和元年度甲斐介護サービス特別会計歳入歳出決算認定の件日程第6 認定第6号 令和元年度甲斐住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定の件日程第7 認定第7号 令和元年度甲斐簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件日程第8 認定第8号 令和元年度甲斐地域し尿処理施設特別会計歳入歳出決算認定の件日程第9 認定第9号 令和元年度甲斐農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定の件日程第10 認定第10号 令和元年度甲斐下水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件日程第11 認定第11号 令和元年度甲斐合併浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定の件日程第12 認定第12号 令和元年度甲斐水道事業会計決算認定の件日程第13 請願第2-1号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための請願書日程第14 意第2号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出について日程第15 議案第67号 令和2年度甲斐一般会計補正予算(第5号)日程第16 議案第68号 公立学校情報機器購入事業小中学校学習者用コンピュータ購入売買契約締結の件日程第17 発議第2号 フラワーパークミュージアム事業経過の事務手続の調査に関する決議の件日程第18 議会運営委員会委員の選任日程第19 選第6号 峡北広域行政事務組合議会議員の選挙日程第20 委員会の閉会中の継続審査申し出件---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1~日程第20まで議事日程に同じ 追加日程第1 意第1号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための意見書の提出について---------------------------------------出席議員(21名)     1番  伊藤 毅君      2番  加藤敬徳君     3番  谷口和男君      4番  秋山照雄君     5番  清水和弘君      7番  金丸幸司君     8番  滝川美幸君      9番  五味武彦君    10番  金丸 寛君     11番  赤澤 厚君    12番  小澤重則君     13番  松井 豊君    14番  清水正二君     15番  斉藤芳夫君    16番  有泉庸一郎君    17番  長谷部 集君    18番  山本英俊君     19番  内藤久歳君    20番  藤原正夫君     21番  小浦宗光君    22番  保坂芳子君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長      保坂 武君      副市長     関口龍海君 教育長     宮坂雄次郎君     企画政策部長  横森貴志君 総務部長    石合雅史君      市民部長    加藤文雄君 生活環境部長  剣持豊彦君      福祉部長    齊藤一己君 建設産業部長  長田裕二君      子育て健康部長 長坂千恵子君 会計管理者   高鳥 悟君      教育部長    山田 洋君 上下水道部長  小林信生君---------------------------------------事務局職員出席者 議会事務局長  土屋達巳       書記      森田 公 書記      長田大地       書記      中込美智子 △開議 午後1時00分 △開議の宣告 ○議長(清水正二君) 改めまして、こんにちは。 9月3日から5日間にわたる決算審査特別委員会での議案審査、大変ご苦労さまでした。 また、8月25日から開会されました第3回定例会も本日最終日となりました。本日も円滑に議事が進行できますよう、議員各位並びに市当局のご協力をお願い申し上げます。 ただいまの出席議員は21人であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(清水正二君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。--------------------------------------- △諸報告 ○議長(清水正二君) 初めに、諸報告をいたします。 報道関係者より議場内での写真の撮影の申出がありましたので、議会傍聴規則第9条の規定により、議長においてこれを許可いたしましたので、ご報告いたします。 以上で諸報告を終わります。--------------------------------------- △認定第1号~認定第12号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(清水正二君) 日程第1、認定第1号 令和元年度甲斐一般会計歳入歳出決算認定の件から日程第12、認定第12号 令和元年度甲斐水道事業会計決算認定の件まで、以上12議案を一括して議題といたします。 決算審査特別委員会へ付託しておきましたので、特別委員会の審査結果の報告を求めます。 決算審査特別委員長有泉庸一郎君。 16番、有泉庸一郎君。     〔決算審査特別委員長 有泉庸一郎君登壇〕 ◆決算審査特別委員長有泉庸一郎君) 決算審査特別委員会の審査の報告を申し上げます。 去る9月2日の本会議において、本特別委員会に付託されました認定第1号 令和元年度甲斐一般会計歳入歳出決算認定の件から認定第12号 令和元年度甲斐水道事業会計決算認定の件までの12議案について、審査の経過と結果の報告をいたします。 審査に際しては、執行部から関係部課長等の出席を求め、決算概要の説明を受けるとともに、決算書、決算審議資料決算参考資料などを参考に、9月3日から10日のうち5日間で集中審査をいたしました。 審査の経過については、議長、監査委員を除く議員19名全員での特別委員会であることから、詳細は省略し、概要のみの報告とさせていただきます。 まず、一般会計の主な質疑としては、総務費では庁舎の維持管理や市民相談について。民生費では地域生活支援事業老人ホームの入所基準について。衛生費では予防接種や健診、バイオマス産業都市推進事業について。労働費ではシルバー人材センター補助事業について。農林水産業費では地域おこし協力隊の設置状況や松くい虫防除対策事業の内容と成果について。商工費ではマスコットキャラクター「やはたいぬ」の活用や観光イベントの運営について。土木費では道水路の維持管理や公園整備について。消防費では防災倉庫の維持管理消防団活動について。教育費では小中学校施設維持管理や公民館の講座内容について。災害復旧費では双葉水辺公園の復旧工事の進捗状況や安全対策について。歳入では、子ども・子育て支援臨時交付金ふるさと寄附金についてなどの質疑があり、また、特別会計及び企業会計においては、国民健康保険特別会計ではジェネリック医薬品の普及状況について。介護保険特別会計ではささえあい活動の整備について。農業集落排水事業特別会計では過年度分の使用料について。下水道事業特別会計では一括納付報奨金の内容について。合併浄化槽事業特別会計では合併浄化槽設置工事が少ない原因について。水道事業会計では漏水処理の内容についてなどの質疑がありました。 採決の結果は、お手元に配付した報告書のとおり、認定第1号 令和元年度甲斐一般会計歳入歳出決算認定の件は討論があり、採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決定いたしました。また、認定第2号 令和元年度甲斐国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定の件、認定第3号 令和元年度甲斐後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の件、認定第4号 令和元年度甲斐介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件、認定第5号 令和元年度甲斐介護サービス特別会計歳入歳出決算認定の件、認定第6号 令和元年度甲斐住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定の件、認定第7号 令和元年度甲斐簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件、認定第8号 令和元年度甲斐地域し尿処理施設特別会計歳入歳出決算認定の件、認定第9号 令和元年度甲斐農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定の件、認定第10号 令和元年度甲斐下水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件、認定第11号 令和元年度甲斐合併浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定の件、認定第12号 令和元年度甲斐水道事業会計決算認定の件、以上11議案は、採決の結果、異議なしで認定すべきものと決定いたしました。 以上で決算審査特別委員会委員長報告を終わります。 ○議長(清水正二君) 決算審査特別委員会委員長の報告が終わりました。 これより、委員長の報告に対する質問を行います。 質疑ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ないようですので、委員長の報告に対する質疑を終わります。 ご苦労さまでした。 以上で、決算審査特別委員長の報告を終わります。 これより、認定第1号から認定第12号までの12議案を議案ごとに討論、採決いたします。 初めに、認定第1号 令和元年度甲斐一般会計歳入歳出決算認定の件の討論、採決を行います。 初めに、討論を行います。 討論の通告がありますので、順次これを許します。 初めに、13番、松井豊君。 13番、松井豊君。 ◆13番(松井豊君) 13番、日本共産党甲斐市議団、松井豊です。 2019年、令和元年度の一般会計決算の反対討論を行います。 本決算は、歳入283億7,000万円余、歳出は273億4,100万円余、実質収支は6億9,700万円余となっています。普通会計の主要指標はおおむね良好に推移していますが、収支について幾つかの点を指摘したいと思います。 歳入では、市民の消費税納税分120億円に対し消費税交付金は12億3,600万円で、高齢化社会社会保障を守る本来の消費税の徴収目的を果たしていません。税の本来の目的と国、地方の税財政の仕組みからすれば、約60億円が交付されるべきものだからです。市長会などを通じて、自治体への交付金をもっと増額するべく要求すべきです。また、サテライト双葉公営賭博場からの収入は納得ができません。 歳出では、行政サービスの根幹をなす正規職員の定数が少ないこと。人口1,000人当たりの人件費では県内最下位です。また、全国の類似市町村、財政的にほぼ同規模の市町村の中でもかなりの下位にあります。また、商工農林予算を充実させ、住宅リフォーム助成制度などは耐震リフォームと切り離して行うべきです。利用しやすい制度にしてもらいたいと思います。また、中3までの医療費無料化については、もれなく受けられる窓口無料化とともに、高3まで拡大すべきです。さらに、子供の貧困の状況を考慮し、義務教育における給食費の無料化を目指し、当面段階的または困窮度に対応した軽減措置に着手すべきです。 また、フラワーパークミュージアムの関係経費3,300万円が結局無駄になったということと併せ、決算には現れないものの、12月補正で30億円の債務負担行為を行ったことは、地方自治法施行令の長所を欠いていることは再度指摘したいと思います。 最後に、地方自治体の税財政に決定的な影響を及ぼす国の税財政と施策問題について、問題点を指摘したいと思います。 先ほどの消費税ですが、来るべき高齢化社会のためということで徴収が始まって32年、累計400兆円が徴収されていますが、そのほとんど、300兆円が大企業減税の原資となり、福祉の充実を実感持てる人は誰もいません。大企業内部留保はそれが大きな原因となり、また安倍内閣の下で著しく増加し、450兆円を突破しました。国家予算の四、五年分です。これは他の国にない特殊な制度です。なお、大企業には投資有価証券有形固定資産350兆のほか、現金預金など67兆がありますので、内部留保は全く使い道のない死に金になっていることも指摘をしたいと思います。 また、コロナ禍の中で、米国や韓国では軍事費を削ってコロナ対策に充てていますが、日本では相変わらず高額な戦闘機の爆買いを続けているため、PCR検査数は世界で第151位だそうです。ほとんど最下位レベルです。また、要介護者の一部の保険除外も始まっているようです。 税財政と施策の抜本見直しで、経済成長も社会保障地方財政の改善も十分に可能です。自治体も国民もこのことをもっと関心を持つべきであり、特に、市長会、知事会、議長会などからは国に強力に働きかけてもらうことをお願いしまして、反対討論とします。 ○議長(清水正二君) 次に、5番、清水和弘君。 5番、清水和弘君。 ◆5番(清水和弘君) 5番、新政会、清水和弘です。 認定第1号 令和元年度甲斐一般会計歳入歳出決算認定の件について、賛成の立場から討論いたします。 国においては、本年7月に経済財政運営と改革の基本方針2020を閣議決定し、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けた現下の経済財政状況を踏まえ、主な施策項目について、ポストコロナ時代を見据えて、年内に実行計画を策定し、断固たる意思を持って実行するものとしております。 本市におきましても、本年3月に策定した第2次甲斐市総合計画後期基本計画や第2期甲斐市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき施策を推進し、国の動向に注視しつつ、社会経済状況の変化に的確に対応しながら、効率的、効果的な予算執行が求められております。 このような状況の中、歳入において、決算額は283億7,115万4,065円で、前年度対比1.7%の増額となっております。歳入の根幹である市税においても、調定額が前年度対比2.5%の増となり、収納率についても0.5%引き上げたことにより、収入済額は前年度対比2億6,964万9,000円、3.1%の増額を実現しております。また、特産品の充実や首都圏などへの広告事業により、ふるさと寄附金の増額に努めるとともに、国・県支出金を積極的に獲得するなど、堅実な財源の確保を図った努力がうかがえます。さらに、市債については、地方交付税において、元利償還金基準財政需要額に措置される合併特例債臨時財政対策債を有効に活用し、効果的な財源確保に努めつつ、将来に向かって健全な財政運営を可能とするための取組姿勢は評価するところであります。 次に、歳出でありますが、決算額は273億4,154万9,029円で、前年対比2.8%の増額となっております。増加する社会保障関係経費に的確に対応し、市政全般にわたって市民福祉の向上に努める中で、「緑と活力あふれる生活快適都市」及び創甲斐教育の実現に向け、政策課題の着実な推進と健全財政の堅持を基本とし、施策の選択と集中を図る中、主な事業である公園整備事業保育園建て替え事業などを執行するとともに、創甲斐教育、甲斐市版ネウボラ事業の推進、双葉地区小中学校空調設備工事など様々な分野において、効率的、効果的な予算執行がなされているものと総括することができます。 また、決算状況から本市の財政健全化判断比率を見ると、実質赤字比率連結実質赤字比率実質公債費比率及び将来負担比率において、いずれの比率も早期健全化基準を下回っており、健全性は確保されている状況であります。 今後、少子高齢化社会が着実に進展し、社会保障経費が増加していくことが見込まれるため、創意工夫と事業精査等による一層の歳出節減及び積極的な歳入確保が求められると考えます。本市の将来像である「緑と活力あふれる生活快適都市」の実現に向け、将来を見据えた的確な判断と新型コロナウイルス感染症や増加する自然災害に対する臨機応変な対応と実行力を備えた財政運営に期待し、賛成討論といたします。 以上です。 ○議長(清水正二君) 討論の通告は以上であります。 討論を終了いたします。 これより、認定第1号を採決いたします。 本案は起立により採決いたします。 お諮りいたします。本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 本案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(清水正二君) ご着席ください。 起立多数であります。 よって、認定第1号は決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。 続いて、認定第2号 令和元年度甲斐国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定の件は、討論の通告がありませんので、討論を省略し、採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第2号は決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。 続いて、認定第3号 令和元年度甲斐後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の件は、討論を省略し、採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第3号は決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。 続いて、認定第4号 令和元年度甲斐介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件は、討論を省略し、採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第4号は決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。 続いて、認定第5号 令和元年度甲斐介護サービス特別会計歳入歳出決算認定の件は、討論を省略し、採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第5号は決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。 続いて、認定第6号 令和元年度甲斐住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定の件は、討論を省略し、採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第6号は決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。 続いて、認定第7号 令和元年度甲斐簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件は、討論を省略し、採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第7号は決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。 続いて、認定第8号 令和元年度甲斐地域し尿処理施設特別会計歳入歳出決算認定の件は、討論を省略し、採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第8号は決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。 続いて、認定第9号 令和元年度甲斐農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定の件は、討論を省略し、採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第9号は決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。 続いて、認定第10号 令和元年度甲斐下水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件は、討論を省略し、採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第10号は決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。 続いて、認定第11号 令和元年度甲斐合併浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定の件は、討論を省略し、採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第11号は決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。 続いて、認定第12号 令和元年度甲斐水道事業会計決算認定の件は、討論を省略し、採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第12号は決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。--------------------------------------- △請願第2-1号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(清水正二君) 日程第13、請願第2-1号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための請願書を議題といたします。 総務教育常任委員会へ付託しておきましたので、総務教育常任委員会の審査結果の報告を求めます。 総務教育常任委員長内藤久歳君。 19番、内藤久歳君。     〔総務教育常任委員長 内藤久歳君登壇〕 ◆総務教育常任委員長内藤久歳君) 本定例の初日に総務教育常任委員会に付託されました請願第2-1号の審査結果について報告をいたします。 なお、詳細は9月2日にお配りした報告書に記載してありますので、要点のみの報告とさせていただきます。 審査は8月31日に、紹介議員からの内容の説明を受け、質疑の後、採決を行いました。 請願第2-1号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための請願書について報告いたします。 説明は紹介議員である滝川議員から受けました。委員からの主な質疑や意見としては、毎年請願を出す理由についての質疑や、請願の趣旨に賛成できる旨の意見などがありました。 審査の結果は、異議なしで採択すべきものと決定いたしました。 以上で、請願第2-1号の審査結果の報告を終わります。 ○議長(清水正二君) 総務教育常任委員長の報告が終わりました。 これより、委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ないようですので、委員長の報告に対する質疑を終わります。 ご苦労さまでした。 以上で、総務教育常任委員長の報告を終わります。 これより、請願第2-1号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための請願書の討論、採決を行います。 討論の通告がありませんので、討論を省略し、採決を行います。 本案に対する総務教育常任委員長の報告は採択であります。 お諮りいたします。本案は採択することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、請願第2-1号は総務教育常任委員長の報告のとおり採択されました。 ここで暫時休憩いたします。 △休憩 午後1時34分 △再開 午後1時35分 ○議長(清水正二君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(清水正二君) ただいま休憩中にお手元に配付したとおり、提出者ほか所定の賛成者をもって、意第1号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための意見書の提出について議案が提出されました。 お諮りいたします。この際、意第1号を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、意第1号を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △意第1号の上程、説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決 ○議長(清水正二君) 追加日程第1、意第1号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための意見書の提出についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 8番、滝川美幸君。 8番、滝川美幸君、登壇の上、説明願います。     〔8番 滝川美幸君登壇〕 ◆8番(滝川美幸君) 8番、甲斐市民クラブ、滝川美幸でございます。 今般、請願を出させていただきまして、皆様からご採択をいただき、感謝申し上げます。 それでは、意見書を朗読させていただきます。 甲斐市議会議長、清水正二様。 提出者、滝川美幸、私でございます。 賛成者、甲斐市議会議員、内藤久歳様、加藤敬徳様、有泉庸一郎様、赤澤厚様、斉藤芳夫様、清水和弘様、小浦宗光様、ご協力いただきました。ありがとうございます。 それでは、意見書を朗読いたします。 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための意見書。 学校現場では、三月から続く新型コロナウイルス感染症蔓延により、子供たちへの学びの保障や心身のケア、感染症蔓延対策などが行われております。また、新学習指導要領への対応に加え、休業措置に対するカリキュラム再編成など、臨時的な職務が行われています。さらに、貧困・いじめ・不登校などの解決すべき課題が山積しており、子どもたちのゆたかな学びを実現するための教材研究や授業準備の時間、子供たちと向き合う時間を十分に確保することが困難な状況となっています。ゆたかな学びや学校の働き方改革などを実現するためには、加配措置ではなく抜本的な定数改善計画に基づく教員定数改善が不可欠です。 本市でも「第2次創甲斐教育推進大綱」を市政教育の基本に据え、バランスのとれた知・徳・体の育成、ふるさとに誇りや愛着を持ち活躍できる人材の育成、質の高い教育のための環境整備など学校教育の充実を図る施策を積極的に展開しています。 義務教育費国庫負担制度については、小泉政権下の「三位一体改革」の中で国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられました。厳しい財政状況の中、本市のように独自財源により人的措置を行っている自治体も多く、地方自治体の財政を圧迫していることや自治体間の教育格差が生じることは大きな問題です。子どもたちが全国のどこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請であり、国の施策として定数改善にむけた子どものゆたかな学びを保障するための条件整備は不可欠です。 こうした観点から、国会及び政府におかれては、地方教育行政の実情を十分に認識され、地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるように、下記の措置を講じられるよう強く要請します。 1、計画的な教職員定数改善を推進するとともに、少人数学級の推進を図ること。 2、義務教育の根幹である、教育の機会均等・水準確保・無償制の維持に不可欠な義務教育費国庫負担制度を堅持すること。 3、教育条件の格差解消を図るため、地方交付税を含む国における教育予算を拡充すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年9月11日。 山梨県甲斐市議会議長、清水正二。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、文部科学大臣、財務大臣、総務大臣。 以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(清水正二君) 説明が終わりました。 これより、説明に対する質疑を行います。 質疑ありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(清水正二君) ないようですので、質疑を終了いたします。 ご苦労さまでした。 ここでお諮りいたします。ただいま議題となっております意第1号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託は省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、意第1号は委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより、意第1号の討論、採決をいたします。 初めに、討論を行います。 討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより、意第1号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、意第1号は原案のとおり可決されました。 なお、本意見書は地方自治法第99条の規定により、議長において関係機関へ提出しておきますので、ご了承願います。--------------------------------------- △意第2号の上程、説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決 ○議長(清水正二君) 日程第14、意第2号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 19番、内藤久歳君。 19番、内藤久歳君、登壇の上、説明願います。     〔19番 内藤久歳君登壇〕 ◆19番(内藤久歳君) 19番、内藤久歳でございます。 意第2号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出について説明いたします。 提出者は、私、内藤久歳でございます。 賛成者は、秋山照雄議員、金丸寛議員、保坂芳子議員、斉藤芳夫議員、有泉庸一郎議員、松井豊議員であります。 提案理由は、新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は、戦後最大の経済危機に直面しております。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても、地方税・地方交付税など一般財源の激減が避け難くなっている。 地方自治体では、医療介護、子育て、地域防災・減災、雇用の確保など、喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想されることから、国において、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、早急に対策を講じるよう求める必要がある。 これが、本意見書の提出理由であります。 次に、意見書について朗読をもって内容説明に代えさせていただきます。 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書。 新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、わが国は戦後最大の経済危機に直面している。地方経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても、地方税・地方交付税など一般財源の激減が避けがたくなっている。 地方自治体では、医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など、喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想される。 よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。 1、地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。 2、地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。 3、令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。 4、税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。 5、とりわけ、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは、土地・家屋・償却資産を問わず、断じて行わないこと。先の緊急経済対策として講じた特例措置は、臨時・異例の措置として、やむを得ないものであったが、本来国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提供する。 令和2年9月11日。 山梨県甲斐市議会議長、清水正二。 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、経済再生担当大臣、まち・ひと・しごと創生担当大臣であります。 以上で意見書の説明を終わります。 趣旨ご理解の上、ご議決くださいますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(清水正二君) 説明が終わりました。 これより、説明に対する質疑を行います。 質疑ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ないようですので、質疑を終了いたします。 ご苦労さまでした。 ここでお諮りいたします。ただいま議題となっております意第2号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託は省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、意第2号は委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより、意第2号の討論、採決をいたします。 初めに、討論を行います。 討論ございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより、意第2号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、意第2号は原案のとおり可決されました。 なお、本意見書は地方自治法第99条の規定により、議長において関係機関へ提出しておきますので、ご了承願います。--------------------------------------- △議案第67号及び議案第68号の上程、説明 ○議長(清水正二君) 日程第15、議案第67号 令和2年度甲斐一般会計補正予算(第5号)及び日程第16、議案第68号 公立学校情報機器購入事業小中学校学習者用コンピュータ購入売買契約締結の件の2議案を一括して議題といたします。 これより、提出議案の説明を求めます。 保坂市長。     〔市長 保坂 武君登壇〕 ◎市長(保坂武君) 本日もご苦労さまです。 追加提案いたしました議案につきましてご説明を申し上げます。 議案第67号 令和2年度甲斐一般会計補正予算(第5号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれの9億678万円の追加補正をお願いするものであります。 歳入につきましては、国庫支出金、県支出金、繰入金、諸収入を増額するものであります。 歳出につきましては、新型コロナウイルスから市民生活を守るための本市独自の支援策である安心甲斐・市民支援事業関連経費及び釜無川における治水対策等に関する研究に係る経費等を増額するものであります。 議案第68号 公立学校情報機器購入事業小中学校学習者用コンピュータ購入売買契約締結の件につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分の範囲を定める条例第3条の規定により、議会の議決をお願いするものであります。 なお、詳細につきましては、担当部長から説明をいたしますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(清水正二君) 市長の説明が終わりました。 ここでお諮りいたします。ただいま議題となっております議案第67号及び議案第68号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託は省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第67号及び議案第68号は委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより、議案第67号及び議案第68号の2議案の詳細説明を求め、説明の後、議案ごとに質疑、討論、採決いたします。 それでは、議案第67号及び議案第68号の2議案の詳細説明を求めます。 横森企画政策部長。 ◎企画政策部長(横森貴志君) お疲れさまです。 それでは、議案第67号 令和2年度甲斐一般会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。 甲斐市定例市議会議案追加の1ページをお願いいたします。 第1条といたしまして、今回の補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ9億678万円を追加し、補正後の総額を379億5,972万8,000円とするものであります。 第2条は、繰越明許費の補正であります。 議案の6ページをお願いいたします。 繰越明許費の補正でございますが、4款衛生費、1項保健衛生費の一般管理費につきましては、国の特別定額給付金の対象とならなかった新生児に対し10万円を支給する事業でございますが、年度内の支給完了が見込めないため、繰越明許をお願いするものであります。 それでは、一般会計補正予算の内容についてご説明いたしますので、補正予算説明書の8ページ、9ページをお願いいたします。 歳出として、まず2款総務費であります。一般管理費において1,057万5,000円の増額補正をお願いするものであります。内容は、今後の新型コロナウイルス感染拡大や想定される大規模災害に備え、職員の災害活動服を整備するものであります。 次に、財産管理費において357万1,000円の増額補正をお願いするものであります。内容は、新型コロナウイルス感染症対策として、庁舎の本館、新館に体表面温度測定サーマルカメラの設置及び窓口にアクリル板を設置するものであります。 次に、企画費において2億1,434万7,000円の増額補正をお願いするものであります。内容は、地域公共交通活性化再生総合事業につきましては、新型コロナウイルスの影響を受けている市内に事業所等を置く公共交通事業者に対し支援金を支給するものであります。また、地方創生事業につきましては、3歳以上の市民に新型コロナウイルスやインフルエンザに備えて洗えるマスクを配布する事業、消費喚起のため、買物等に使用するエコバッグを1世帯1枚配布する事業及び信玄堤の治水構想について、国・県、山梨大学と連携して調査研究を行うものであります。 次に、情報管理費において3,030万2,000円の増額補正をお願いするものであります。内容は、新型コロナウイルスの感染拡大を見据え、職員がテレワークを実施するためのシステムや機器を整備するものであります。 次に、支所及び出張所費において253万7,000円の増額補正をお願いするものであります。内容は、新型コロナウイルス感染症対策として、敷島庁舎と双葉庁舎に体表面温度測定サーマルカメラの設置及び窓口にアクリル板を設置するものであります。 次に、3款民生費であります。 まず、障がい者福祉費において81万8,000円の増額補正をお願いするものであります。内容は、学校の臨時休校に伴う放課後等デイサービスの利用時間の拡大等により増加する利用者負担額を補助するものであります。 補正予算説明書の10ページ、11ページをお願いいたします。 次に、老人福祉費において3,424万3,000円の増額補正をお願いするものであります。内容は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、不要不急の外出を自粛している高齢者及び障がい者の日常生活を支援するため、タクシー券を配布するものであります。 次に、保育所費において788万1,000円の増額補正をお願いするものであります。内容は、新型コロナウイルス感染症対策として、公立の6保育園に体表面温度測定サーマルカメラを設置するものであります。 次に、4款衛生費であります。 まず、保健衛生総務費において8,566万1,000円の増額補正をお願いするものであります。内容は、一般管理費につきましては、国が実施した特別定額給付金の対象とならなかった新生児に対し10万円を支給する事業と、新型コロナウイルス感染症対策として、防護服等の物品を購入するものであります。休日夜間急患体制事業につきましては、新型コロナウイルスの影響により受診者が減少している小児初期救急医療センターの運営費負担金を追加し、医療センターの運営を支援するものであります。敷島保健福祉センター事業につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として検温システムを設置するものであります。 次に、予防費において4,435万3,000円の増額補正をお願いするものであります。内容は、新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行が懸念される中、発症や重症化を未然に防ぐため、対象者を拡大して任意インフルエンザ予防接種費用の一部を助成するものであります。 補正予算説明書の12ページ、13ページをお願いいたします。 次に、健康推進費において1,843万5,000円の増額補正をお願いするものであります。内容は、洗えるマスクの配布の対象とならないゼロ歳から2歳までの子供に対し、紙おむつやお尻拭き等の生活物資をセットとした子育て快適ボックスを配布するものであります。 次に、7款商工費であります。商工振興費において4億2,662万4,000円の増額補正をお願いするものであります。内容は、国の持続化給付金を受けた市内事業者に対し、事業継続を支援するための上乗せ給付金の支給や家賃補助等を行うものであります。 次に、9款消防費であります。災害対策費において2,405万7,000円の増額補正をお願いするものであります。内容は、避難所における新型コロナウイルス感染防止対策として、パーテーション、段ボールベッド、アクリル板を購入するものであります。 次に、10款教育費であります。図書館費において337万6,000円の増額補正をお願いするものであります。内容は、新型コロナウイルスの感染症対策として、各図書館に体表面温度測定サーマルカメラを設置するものであります。 補正予算説明書の6ページ、7ページをお願いいたします。 続きまして、歳入でございます。 15款国庫支出金につきましては、総務費国庫補助金として6億1,229万5,000円の増額補正をお願いするものであります。内容は、新型コロナウイルス地方創生臨時交付金を計上するものであります。 次に、16款県支出金につきましては、民生費県補助金として135万3,000円の増額補正をお願いするものであります。内容は、学校の臨時休校に伴う放課後等デイサービスの利用時間の拡大等による利用者負担の支援に係る県補助金を計上するものであります。 次に、19款繰入金につきましては、財政調整基金繰入金として2億8,873万2,000円の増額補正をお願いするものであります。内容は、今回の補正の財源不足分を財政調整基金から繰り入れるものであります。 最後に、21款諸収入につきましては、雑入として440万円の増額補正をお願いするものであります。内容は、信玄堤の治水構想の調査研究について、一般財団法人関東地域づくり協会からの助成金を計上するものであります。 以上が一般会計補正予算(第5号)の内容であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(清水正二君) 石合総務部長。 ◎総務部長(石合雅史君) 追加議案書の7ページになります。 議案第68号 公立学校情報機器購入事業小中学校学習者用コンピュータ購入売買契約締結の件について説明をいたします。 1、契約の目的は、公立学校情報機器購入事業小中学校学習者用コンピュータ購入であります。 2、契約の方法は、一般競争入札における契約となります。 3、契約の金額は、金2億8,079万202円です。 4、契約の相手方は、山梨県中央市山之神流通団地東1番地、リコージャパン株式会社販売事業本部山梨支社BP公共営業部部長、岩間重仁氏でございます。 提案理由は、この売買契約の締結については、甲斐市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分の範囲を定める条例第3条の規定により、議会の議決を経る必要がございます。これがこの議案を提出する理由であります。 次に、入札の経過について説明いたします。 追加議会資料の1ページをお願いします。 一般競争入札執行の公告を令和2年8月17日月曜日に行いました。 入札参加の受付期間は、公告日から8月21日金曜日までの5日間としました。 8月31日月曜日に入札を執行いたしました。 入札に応札した業者2者による入札の結果、リコージャパン株式会社販売事業本部山梨支社BP公共営業部が落札業者に決定いたしました。 予定価格、落札金額等は記載のとおりでございます。 落札率は99.7%で、9月3日付で仮契約を締結しております。 なお、本事業は、GIGAスクール構想実現のためのICT環境整備を推進するため、児童生徒及び指導者用パソコン6,258台を購入するものであり、納期は令和3年2月26日となります。 以上、議案第68号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(清水正二君) 説明が終わりました。 ここで暫時休憩いたします。 △休憩 午後2時13分 △再開 午後4時34分 ○議長(清水正二君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。--------------------------------------- △会議時間の延長 ○議長(清水正二君) ここで、あらかじめ申し上げます。 本日の会議は時間を延長して行いますので、ご了承願います。--------------------------------------- △議案第67号及び議案第68号の質疑、討論、採決 ○議長(清水正二君) これより、議案第67号及び議案第68号の質疑、討論、採決を順次行います。 初めに、議案第67号 令和2年度甲斐一般会計補正予算(第5号)の説明に対する質疑を行います。 質疑はございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ないようですので、質疑を終了いたします。 これより、議案第67号の討論を行います。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) 討論なしと認めます。 これで討論を終了いたします。 これより、議案第67号を採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。 続きまして、議案第68号 公立学校情報機器購入事業小中学校学習者用コンピュータ購入売買契約締結の件の説明に対する質疑を行います。 質疑はございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ないようですので、質疑を終了いたします。 これより、議案第68号の討論を行います。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) 討論なしと認めます。 これで討論を終了いたします。 これより、議案第68号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △発議第2号の上程、説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決 ○議長(清水正二君) 日程第17、発議第2号 フラワーパークミュージアム事業経過の事務手続の調査に関する決議の件を議題といたします。 提出者より議案の説明を求めます。 10番、金丸寛君。     〔10番 金丸 寛君登壇〕 ◆10番(金丸寛君) 10番、進和会、金丸寛でございます。 ただいま議長よりお許しをいただきました。提出案件についての趣旨説明並びにその要綱等を朗読させていただきたいと思います。 甲斐市議会議長、清水正二様。 提出者、甲斐市議会議員、金丸寛。 賛成者、甲斐市議会議員、谷口和男、甲斐市議会議員、松井豊、甲斐市議会議員、小浦宗光。 フラワーパークミュージアム事業経過の事務手続の調査に関する決議(案)です。 上記の議案を地方自治法第112条及び甲斐市議会会議規則第14条の規定により提出いたします。 提案理由。 山梨県緑化センター跡地活用事業として進めてきた「フラワーパークミュージアム」計画について、内閣府へ提出された平成28年度民間資金活用事業調査補助金事業申請書類の情報公開請求及び審査請求で開示された内容を考察すると、これまで市民及び議会に対して虚偽の説明や答弁を行ってきた疑義が見受けられます。 これまで市民及び議会に対して、市民アイデアを基に検討した結果が「フラワーパークミュージアム」と説明してきました。しかし、内閣府へ提出した当該申請は、市民アイデアを募集する以前に提出されております。審査請求で公開となった部分を要約すると、「甲斐市商工会から甲斐ミュージアムフラワーパークの提案があり、それに関する業者である美術品のコレクターのコノサーズ・コレクションと後藤みどり氏、ルドゥーテ協会との協議は開始され、おおむね合意済みである」と記載されています。また、市民アイデア11件のうちの1件は、内閣府へ提出された内容と非常に類似しているため、つじつまを合わせるために紛れ込ませた可能性もあります。このことから、「フラワーパークミュージアム」のコンセプト決定に至る経緯が歪曲され、市民や議会を欺いてきた疑義があります。 今回のコンセプト決定に関わる疑義に対し、市民の納得のいく説明を得るには議会の権能を発揮する必要があります。また、適切な行政執行が行われたのか真相を明らかにし、今後の市政運営をたださなければならないと思います。 よって、地方自治法第100条に基づく調査特別委員会を設け、関係者の出頭及び証言並びに記録の提出の請求ができる権限を有する必要があります。 これが本決議案の提出理由であります。 次のページお願いします。 地方自治法第100条第1項の規定により、次のとおり、事務調査を行うものとする。 1、調査事項。 (1)平成28年度民間資金活用事業調査補助金事業申請に関する事項。 (2)山梨県緑化センター跡地の活用方法アイデア市民提案に関する事項。 (3)平成28年度民間資金活用事業調査補助金事業申請書類の情報公開に関して非公開とした事項。 (4)市民及び議会に対しての虚偽説明や答弁に関する事項。 (5)当該業者との接触に至った経緯に関する事項。 2、特別委員会の設置。 本調査は、地方自治法第109条及び甲斐市議会委員会条例第6条の規定により委員12名で構成するフラワーパークミュージアム事業調査特別委員会を設置し、これに付託して行う。 3、調査権限。 本議会は、1に掲げる調査を行うため、地方自治法第100条第1項及び同法第98条第1項の権限をフラワーパークミュージアム事業調査特別委員会に委任する。 4、調査期限。 フラワーパークミュージアム事業調査特別委員会は、1に掲げる調査が終了するまで、閉会中においても調査を行うことができる。 5、調査経費。 本調査に要する費用は20万円とする。 以上でございます。 ○議長(清水正二君) 説明が終わりました。 説明に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ないようですので、提出者の説明に対する質疑を終わります。 ご苦労さまでした。 ただいま議題となっております発議第2号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託は省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 したがって、発議第2号は委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより、発議第2号の討論、採決を行います。 初めに、討論を行います。 討論はございますか。 4番、秋山照雄君。 ◆4番(秋山照雄君) 4番、新政会、秋山照雄です。 ただいまの金丸寛議員からの発議、(仮称)フラワーパークミュージアム事業経過の事務手続の調査に関する決議について、反対の立場から討論いたします。 本事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う対策を最優先させるため、事業を白紙撤回としたところでありますが、当初は夏頃には収束するのではないかとの見方もあった中で、今夏には第2波の感染期を迎え、現在もなお感染者が発生している状況を鑑みますと、事業の白紙撤回を求めた我々議会の判断とともに、最終的に白紙撤回を決断した市長のご明察であったと改めて感じているところであります。 さて、間もなく市制施行以来初の選挙戦が予想される甲斐市長選挙の告示を迎えます。本年5月の臨時市議会、(仮称)甲斐市フラワーパークミュージアム整備運営事業の賛否を問う住民投票条例の制定の件の際において、反対討論の中でも私見といたしまして述べましたが、これまで一部の都合のいい情報のみを抜き出し、「住民投票への署名を」、「市長選で決着を」といったビラがまかれ、市長選に立候補を予定しているとされる元市議の個票までもが同封され、各戸に送られている状況からいたしますと、やはり住民運動の名の下に、市民に対し恣意的な情報操作を行い、周到かつ緻密に練られた計画の下に遂行された政治活動、もとより現市政をおとしめるかの選挙運動であるとの疑念が絶えません。 先般、8月14日付の新聞記事によりますと、市内の住民団体が「本事業は、業者と癒着して計画が立案された」、「出来レースが裏づけられ、議会や市民に虚偽の説明を繰り返した」とのことから、百条委員会設置を要望するとの声明を発表したとあります。 常々、一部の議員から、同団体の肩を持つような質問や発言がされており、会派を超えてどのような思想と趣旨の基、共に活動されているのか存じませんが、今会の一般質問においても、全く同内容のものに加え、忖度といったまるでぬれぎぬを着せられたかのようなものまでもが通告されております。 本事業については、当局からも説明がありましたが、在京の大手企業を含むグループからも応募があったこと、また、事業者決定の過程においては、建築、ランドスケープ、美術などの各分野において県内外の専門家を委嘱した外部の審査委員会を設置するなど、公平かつ公正な手続により進めてきたものであります。 発議にあるような不正行為など不可能であり、断じてあり得ない、あり得るのだとすれば、この場で私に事実とともにご教示いただきたい。また、提案の真意は存じませんが、私自身も前副委員長として、また現在も委員として関わっております特別委員会を含め、これまでの議会活動をまるで冒涜されたかのようなじくじたる思いであります。 先日、一身上の都合で議員を辞職された横山洋介氏は、市議会欠席の理由を「百条委員会設置準備のため」とされていたようであります。そのような理由が許されるのでしょうか。言うまでもなく、(仮称)フラワーパークミュージアムに賛成か、反対か、またはこのように見直すべきだということは、議員である以上、ご自分の信念に基づいて行動すればよいことであり、私は、その点で横山氏を否定しようとは思いませんか、私たち議員の活動の中で最も尊重すべき定例会の開会中に、そのような信念を全く語ることもない。 さらに申し上げたいのは、このような未曽有のコロナ禍による市民生活への不安や、これからの季節に最大の恐怖であります水害対策など、各同僚議員が熱心に市民の声や社会情勢などを調査され、当局に厳しく対応を求め、当局側も、市長をはじめ、誠意を持って審議に応じた、近年、まれに見る充実した一般質問の期間にさえ、彼がこの決議案とやらをつくるのが忙しくて、1日、1時間たりとも来られなかったということは、たとえ法令が許しても、道義的には、私はもとより、全議員が彼の行動を理解することができないと思います。 先頃の国会でも、委員会出席議員が審議中に読書をしていたことで国民から厳しい批判を受けたことも御存じないのでしょうか。横山氏は、辞職届など出さなくても、既に市議会議員として、ここに彼の居場所はなかったと思います。 さて、私は先日、横山氏のフェイスブックを拝見する機会がありましたが、定例会欠席の期間中も、選挙運動ではないかといった活動報告だけは熱心に発信したようであります。その中に、「市議会議員の報酬だけでは、実質手取り額が15万円ほどであったため、午前中に予定がない日は全て、朝3時に起床して4時から昼までアルバイトをして生計を立てていました」との記述があります。 市の条例で規定されている議員報酬は、月額35万円であり、社会保険料等の法定控除を除いた私の手取り額は約28万円であります。横山氏の生活の状況までは存じませんが、あたかも議員報酬は低く、それだけでは生活が成り立たないかの言動は、まさしく詭弁であり、我々議員を侮辱している。情に身を任せ、世間から注目を集める売名行為ではないか、あるいは、「所要のため」と正当な理由も語らずに定例会も欠席し続けた挙げ句、辞職届の提出もわざわざ月をまたぐのは、報酬目当てではないかと勘ぐりもせざるを得ません。 税金の無駄遣いにはとかく厳しい方々が議会に出席しない議員に報酬を支払うという、こんな分かりやすい税金の無駄遣いに対しては、この批判さえもされない。実質手取り15万円しかないのだから、出なくてもいいのではないかと言いたかったのでしょうか。 提案議員や賛成議員の中に、市民と議会に対するこの無礼な振る舞いを止めようとする方はおられなかったことからも、私は、本決議案を含め、あなた方の考え方に同調できません。また、残念ながら本決議案は、これまでの特別委員会の審議はさておき、別に委員会を設けて調査させろと書いてあるだけであり、私があえて批判するほどの内容もありませんが、市長に対して、このように厳しく主張する割には、この決議案をつくるのに2週間以上要し、議会に出席しなかった横山氏に対しては、かなりてぬるい印象を強く持ちます。 そもそも今回の決議案の提出議員は金丸寛議員なのですから、金丸寛議員が調査、執筆されたはずであり、その金丸議員が議会に出席できていたにも関わらず、横山氏は、そのほか一体何をされていたのでしょうか。私の耳には、この会期中に横山氏が家に来た、会社に来たという声が届いています。一体何をしていたのでしょうか。議員辞職後に提出することになったため、便宜上、金丸議員が提出したのでしたら、それも全く理解に苦しむ話であります。 議会に出たくないのなら、もっと早く辞職すべきでありますし、百条委員会による調査に信念があったのなら、きちんと議会に出席し、主張を述べ、自ら決議案を提出することが議会人の正義であろうかと思います。そうであるならば、私の主義主張を超えて敬意を払うものでありました。 ところが、横山氏がこの問題に執着していた割には、大事な決議案は他人に丸投げ、議会は放り出し、密室でどのようなやり取りをされていたのか分かりませんが、辞職と本決議案の提出のてんまつに対しては、およそ透明なプロセスとは言い難い何かを感じずにはいられません。 結局のところは、この発議そのものも多数の同僚議員の理解を得られないことを前提に、横山氏はご自分の活動を優先して議会を丸投げし、今月の市長選に向けて、自分たちの主張、真相究明を妨げられたとレッテルを貼られたいだけではないかとため息をつかずにはいられません。 コロナ禍の中で、生活に苦しむ人々を救ってほしい、水害があったときには、避難所、トイレは大丈夫か、5月以降に生まれ新生児も10万円給付を、ひきこもりの方の支援に市は何ができるのか、今会は、本当に的確で熱心な質疑がありました。 百条委員会は御存じのとおり、本来、調査権の行使が認められていない我々に対し、強力な調査権という権限が与えられるわけでございまして、他の自治体での百条委員会設置の事例を見ますと、事件あるいは事故といった何らかの事実に基づいて設置されております。 これに対し、本決議案は、開示請求の結果を針小棒大にうたい、結局は、従来の主張を繰り返し述べただけであります。一方、市政には、コロナ禍、水害対策、そして新たな跡地活用計画と一刻の猶予もなく、進めるべき課題が山積していることから、市長選を目前にした議会を軽視した前議員と特定の活動家による目論見にくみする理由は全くありません。 各同僚議員の賢明な判断を信頼し、私の発議第2号に対する反対討論といたします。 以上です。 ○議長(清水正二君) 次に、本案に対し賛成者の発言を許します。 3番、谷口和男君。 ◆3番(谷口和男君) 3番、日本共産党甲斐市議団、谷口和男です。 私、今、非常に憤りを感じております。その件については、後で述べさせていただきます。 発議第2号 フラワーパークミュージアム事業経過の事務手続の調査に関する決議案に賛成の立場で討論に参加させていただきます。 先ほどの反対討論の理由は何でしょうか。この議会で審議するべきは個人攻撃に終始する、このようなことが本当に許されていいのでしょうか。横山議員が今回辞職願を出して市長選挙に立候補することになりました。その中で、この本日やっているようなことに参加するのは、本当に困難な事態であり、本会議を3日間休んだことに関しては、私は文句を言いました。ただ、彼なりの理由があったということで、それについては私の口からは述べることはできません。 それでは、私のほうから述べさせていただきます。 フラワーパークミュージアム計画は、2017年のPFI、PPP可能性調査で2,000万円、アドバイザリー募集業務で300万円、令和元年度の関連経費で3,300万円、5,000万円以上の税金を投入した挙げ句、白紙撤回となり、山梨県緑化センターは2013年3月に閉鎖されて以来、7年間放置されております。 市民の声を聴かず、改善もなされず、今計画を強引に推し進められました。それに議会からも白紙撤回の意見書が全員一致で出されるなどして白紙撤回になりました。全く税金の無駄遣いとしか言いようのない事態です。二度と繰り返してはなりません。計画の全容をつぶさに明らかにし、今後の緑化センター跡地活用に生かす必要があります。 検証すべき問題を幾つか指摘します。 1つは、平成28年度、2016年に採択された民間資金等活用事業調査補助事業の問題です。これらの申請書は、2019年に情報開示請求を行うまで、私たちにも、議会にも市民にも提示されていませんでした。提示後も黒塗りの部分が多くあり、不服申立てが認められ、本年7月になってやっと開示されました。なぜこの申請書を隠蔽まがいのことをしてまで隠す必要があったのか、これについて本当に調査する必要はないのでしょうか。 2つ目は、こちらの補助申請と2017年に甲斐市が行った山梨県緑化センター跡地活用に関する市民アイデア募集の11の中の1通がルドゥーテの美術館、バラ園など記載され、酷似していることです。関係者による応募の可能性もあります。あるいはこの内容が漏えいし、それを出した、そういうことも疑われます。確かめる必要はないのでしょうか。 3つ目は、黒塗りにされていた部分に記載されている内容です。甲斐市商工会から、市内企業及び市民の活躍できる事業提案として、旧緑化センターを活用した甲斐ミュージアム、ルドゥーテ美術館(仮称)の建設及び作品の花が植栽されたフラワーパーク、ローズフラワーガーデン(仮称)整備について提案が上げられたとあり、フラワーパークミュージアムとはほぼ同じ内容になっております。この案を採用することを前提にアイデア募集を利用したのではないかと疑われて当然ではないでしょうか。先ほどの市民アイデア応募も、商工会関係者の可能性もあります。公平なアイデア募集だったと言えるのでしょうか。調査する必要はないのでしょうか。 4つ目は、その中に美術品のコレクター、コノサーズ・コレクション、後藤みどり氏とは美術品の寄附、寄託について協議を開始しており、おおむね合意済みである。地元商工会及び作家支援団体、日本ルドゥーテ協会とは、本施設の維持管理、運営における連携の提案について協議を開始しており、おおむね合意済みである。2017年のアイデア募集の前にそういうふうに記載されております。2017年アイデア募集以前に建設及び維持管理、運営管理まで協議を合意済みだったとされています。これが事実とすれば、全て出来レースであり、市民、議会の意見を聴く気などなかったのではないでしょうか。確認する必要があります。 5つ目は、令和2年の定例会での市長答弁です。コノサーズ・コレクションの社長とは、株式会社日本総合研究所の紹介で2017年6月に初めて会ったとのことでした。ですが、既に2016年の段階で美術品の寄附、寄託についても合意済みなら、2017年に会ったというのは不自然ではないでしょうか。明らかにする必要があります。実際、後藤みどり氏からは、2016年の末に作品の寄附が実行されました。コノサーズ・コレクション、オクノブ・インタナショナル東京の美術品330点寄託も合意済みであったのでしょう。それが2016年以前に社長と市長の了解なしに承諾などできるものでしょうか。市長の答弁は虚偽であった疑いがあります。証明すべきではないでしょうか。 6つ目は、アドバイザリー業務の内容です。アドバイザリー業務の中で、市民の意見を計画に反映するとしながら、緑の保全、高過ぎる事業料、維持管理費の改善要望など、全く反映されてきませんでした。業者提案の内容と当局の対応を、業者提案の内容、どの業者がそういう提案をしたのか明らかにし、当局の対応も明らかにすべきです。 7つ目は、債務不履行為の設定です。PFI法の規定には、DBO方式での本事業に適用する場合、債務負担行為を設定する必要はないと書かれています。要求水準書案の論議も議会で行われないときに補正予算を強行しました。内閣府の指導でも、提案型プロポーザル方式の場合、業者との仮契約までに行えばよいということであれば、今年の5月に業者募集があるわけですから、その提案をもって、それから行えればいい話ではないでしょうか。要求水準書案の討議は2月の議会になってから行われました。これも解明すべきです。 以上、本計画は、市民、議会への説明が不十分であったこと、一部業者との癒着の疑いも持たれても仕方ないものであり、特別委員会を設置して調査権を出して徹底的に調べるべきだと考えます。 最後に、昨日の市長の記者会見で、横山氏に対し法的処置を検討するなど名誉毀損に当たるとして言っていました。このような良識ある政治家ならば、自らの施策に疑問が持たれたならば、疑問を抱かせる余地がなかったか、再度調査し、市民に明らかにすべきではないでしょうか。何ら納得させるような事実も示さず、法的手段に訴えるなどと威圧的態度をとるとは、良識ある態度だと言えるでしょうか。ちなみに、私の知り合いの弁護士にこの件について見解を伺ったところ、政治家が自らの潔白を証明なしに訴えたとしても、検察は取り合わないでしょうとのことでした。本気でやりたいのであれば、百条委員会を開催し、関係者にも証言をいただき、自らの潔白を証明してからやるべきではないでしょうか。 以上、私、この件の賛成討論といたします。 ○議長(清水正二君) ほかに討論ありますか。 12番、小澤重則君。 ◆12番(小澤重則君) 12番、颯新クラブ、小澤重則です。 私は、発議第2号 フラワーパークミュージアム事業経過の事務手続の調査に関する決議として、地方自治法第100条に基づく調査特別委員会を設置することに対し、反対の立場から討論をいたします。 山梨県緑化センター跡地を活用した本事業につきましては、私自身も発足当時から特別委員会の委員として関わっておりますが、これまでの経緯におきましても、賛否両論、様々な意見があったということは十分に承知しております。本年5月の臨時市議会において、住民投票条例制定の件について、反対多数により否決となった経過もございます。 振り返ってみますと、本事業は、山梨県が施設の廃止を打ち出したことに伴い、存続を求める市民はもとより、県民の皆様からの要望をきっかけに、広く活用アイデアを募集し、個別アイデアの適正と類似する施設との考察などを検討しながら、PFⅠ導入可能性調査、事業化支援アドバイザリー業務と、その経過については、市広報やウェブサイトにおいて情報を発信するなど、適切に進めてきた事業であると理解しております。 また、本事業は、甲斐市初の公民連携事業として、民間のアイデアやノウハウを取り入れた先進的事例となるべきものであり、伺ったところによりますと、在京の東証一部上場の大手企業を中心としたグループからも応募があったとのことで、私自身もどのような施設になるのか、提案を非常に楽しみにしていたところであります。 しかしながら、国難、もはや世界難あるいは地球難とでも言うべきものでしょうか、この新型コロナウイルス感染症拡大により、市民生活にも大きな影響が出ていることから、市議会議員の総意として、事業を白紙撤回の意見を市長に伝え、本年6月の定例市議会において、感染症対策を最優先させるため、この事業を白紙撤回すると市長が表明いたしました。 この未知のウイルスとの戦いは、まだ道半ばであり、国際的にワクチンの開発が早急に進められておりますが、今定例会においても、「安心甲斐・市民支援事業」として、国の地方創生臨時交付金等を活用した施策が追加提案されたところであり、このことはまさに感染症対策を最優先しているあかしでもあります。 さて、今回提出された発議の提案理由を見ますと、「フラワーパークミュージアム計画について、内容を考察すると、市民及び議会に対して虚偽の説明や答弁等を行った疑義が見受けられる」、「市民や議会を欺いてきた疑義がある」とあります。 本事業の経緯については、先ほども申し述べましたが、市議会において山梨県緑化センター跡地活用特別委員会を設置し、本事業の調査検討、債務負担行為を含む補正予算案等、これまでも慎重に審議を重ねてきたことからも、当局の説明責任は十分に果たしてきたと言えるものであります。 先ほども同僚の秋山議員が反対討論の中で申しておりましたが、せんだって議員を辞職された横山洋介氏は、当然に本決議案の提出者でも、賛成者でもありませんが、新聞報道によりますと、百条委員会設置の提案の準備により市議会を欠席し続け、提案の道筋がついたので辞職されたとのことであります。 あまりにも無責任な態度ではありませんか。本定例中には、緑化センター跡地活用のための特別委員会も開催されておりました。横山氏が百条委員会を設置するほどに確証を持っていたというならば、その場にてご自分の調査された内容を示し、当局や委員に対しても百条委員会設置をうなずかせるほどの論述を行えばよかったではありませんか。 それを報道で指摘されるまで、定例会の全日程を欠席し続け、あまつさえ、提出された本決議案は、たかだかA4用紙一、二枚に内閣府の民間資金活用調査に申請した内容が事業化段階の内容と似ているからプロセスに不正があったに違いないと何の確証もない推測を書いているだけのものであります。これを作成するのに2週間以上、議会を欠席し続けなければならなかったということであれば、元同僚議員とはいえ、議員としての責任感、調査能力がよほど低かったのだと断じ得ません。 まさかとは思いますが、この定例会の最中に他の政治活動や市長選挙に向けた事前運動をされていたということが明るみに出れば、公職選挙法などの諸法令違反に加え、市議会議員としての重大な信用失墜行為であり、その事実の調査のためにならば百条委員会を設置してもいいと思うくらいであります。 また、本決議案の提出議員や賛成議員にもいま一度問いたい。あなた方はこの数年、フラワーパークミュージアム構想よりも優れていると胸を張って言えるアイデアをご自分たちで提案されたのでしょうか。数年来の検討段階でも十分な対案も出さず、白紙だ、凍結だと主張し、白紙撤回されなければ、今度は不正があったと言い出す。一体あなた方は、いつになったら建設的な跡地活用計画をまとめ上げるのでしょうか。市民の声を聴いて決めるべきなのは当然のことでありますが、あなた方は、市民の意見を募集した当時、どれほどの提案をされたというのか、ぜひ説明してほしいと思います。 私は、市政にビジョンを示さず、不正についての根拠も示さない方々が、政争の具として百条委員会設置を持ち出してきたことに甲斐市の発展やイメージを汚されたと受け止め、強い憤りを感じ得ません。 以上、申し述べた点から本事案につきましては、百条委員会の設置は全く適当ではないと判断し、もって発議第2号に対する私の反対討論といたします。 ○議長(清水正二君) ほかに討論はありますか。     〔発言する者なし〕 ○議長(清水正二君) ないようですので、討論を終了いたします。 これより、発議第2号を採決いたします。 本案は起立により採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(清水正二君) ご着席ください。 起立少数であります。 よって、発議第2号は否決することに決定いたしました。---------------------------------------議会運営委員会委員の選任 ○議長(清水正二君) 日程第18、議会運営委員会委員の選任を行います。 去る9月3日、横山洋介君の議員辞職に伴い、議会運営委員会の委員が1名欠員になりましたので、新たに議会運営委員会委員を1名選任したいと思います。 選任の方法については、委員会条例第8条第1項により議長において指名いたします。 議会運営委員会委員には金丸寛君を指名したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、金丸寛君を議会運営委員会委員に選任することに決定いたしました。---------------------------------------峡北広域行政事務組合議会議員の選挙 ○議長(清水正二君) 日程第19、選第6号 峡北広域行政事務組合議会議員の選挙を行います。 去る9月3日、横山洋介君の議員辞職に伴い、峡北広域行政事務組合議会議員が1名欠員となりましたので、当組合規約の規定により、本市議会議員の中から1名の議員を選挙するものであります。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選により行いたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。 お諮りいたします。被選挙人の指名方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、指名の方法は、議長において行うことに決定いたしました。 それでは、指名いたします。 峡北広域行政事務組合議会議員には、小浦宗光君を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました小浦宗光君を峡北広域行政事務組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました小浦宗光君が峡北広域行政事務組合議会議員に当選されました。 ただいま峡北広域行政事務組合議会議員に当選なされました小浦宗光君が議場におられます。会議規則第32条第2項の規定による当選の告知をいたします。--------------------------------------- △委員会の閉会中の継続審査申し出の件 ○議長(清水正二君) 日程第20、委員会の閉会中の継続審査申し出の件を議題といたします。 総務教育常任委員長、厚生環境常任委員長、建設経済常任委員長、議会広報常任委員長、議会運営委員長、議会改革特別委員長、バイオマス産業都市構想特別委員長、山梨県緑化センター跡地活用特別委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、所管事務事項及び調査中の事件等について閉会中の継続審査の申出がありました。 お諮りいたします。各委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清水正二君) ご異議なしと認めます。 よって、各委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(清水正二君) 以上で、本定例に付議されました議案の審議は全て終了いたしました。 これをもちまして、令和2年甲斐市議会第3回定例会を閉会いたします。 長時間にわたりご苦労さまでした。 △閉会 午後5時24分地方自治法第123条の規定により署名する。  令和2年12月 9日        議長       清水正二        署名議員     五味武彦        署名議員     金丸 寛        署名議員     赤澤 厚...